■フリーランス看護師からクリニック経営者へ。指名され続ける秘訣
本日は、Joli Skin Clinic代表の常深 由美子様にお話を伺います。常深様はInstagramなどでも大変ご活躍されていますが、まずはこれまでのご経歴についてお聞かせいただけますでしょうか。
看護師としては現在15年目、美容医療の道に進んで11年目になります。最初は大手美容クリニックで外科治療メインの主任を務めましたが、個人クリニックの立ち上げに携わる機会もありました。その後、美容皮膚科に特化していき、治療の補助や診療に携わっていきました。SNSが普及し始めた5年ほど前から個人での発信に力を入れ、「個人で指名を多くいただける看護師になりたい」という夢を追いかけました。最終的にはフリーランスとして月100件ほどの指名をいただけるようになり、様々なご縁に恵まれて、現在クリニックの経営に携わっております。
■「一人ひとりに寄り添う」を徹底。高品質な医療を支える独自のブランディング
常深さんが代表を務めるJoli Skin Clinicの特徴や魅力について教えていただけますでしょうか。
Joli Skin Clinicは大阪の上本町にあり、開院から1年で月に約300名のお客様にご来院いただいております。当院の大きな特徴は、ご来院ごとに肌診断写真や「ベクトラ撮影」という3Dカメラでお顔を撮影し、その時の肌状態や前回の治療効果をお客様としっかりすり合わせた上で、最適な施術を決めていく点です。特にたるみ治療を中心としたエイジングケアに特化しており、糸リフトやヒアルロン酸注入を得意とする医師も多数在籍しています。一度のカウンセリングで丁寧にお話を伺いながら施術を進めていくことが、当院の強みです。
クリニックの運営において、ブランディングで大切にされていることは何でしょうか。
「一人ひとりに寄り添った美容医療を提供すること」を核にしています。そのために、医師と同レベルで説明できる知識と技術を持った看護師やカウンセラーの育成に非常に重点を置いています。「誰が担当しても分かりやすい治療提案と高品質な治療を提供できる」ことが、重要なブランディングの要素だと考えております。
■透明性の高いSNS発信が、患者様からの信頼を生む
個々の状態に合わせた治療という方針を、SNSを通じて未来の患者様に伝えるために、どのような工夫をされていますか。
主に症例写真を用いて発信しています。例えば医師の施術なら「この患者様はこのような状態だったため、このように糸を入れました」、看護師の施術なら「このようなたるみでしたので、ハイフはこのように照射しました」というように、具体的なこだわりや出力設定なども隠すことなくInstagramで公開しています。そうした情報を見て、ご来院いただくお客様は多いと感じています。
■予約から経営分析まで一元管理。『キレイパスコネクト』がもたらした変革
クリニックを運営される中で、開院当初から導入いただいている「キレイパスコネクト」は、どのように活用されていますか。
キレイパスコネクトは、売上管理、予約システム、カルテがすべて一元化されており、非常に使いやすく見やすい電子カルテだと常々感じています。特に自動予約システムは大きなメリットです。公式LINEやInstagramに予約ページのURLを設置するだけでお客様が直接予約してくださるので、スタッフの手間が省けるだけでなく、SNS広告からのスムーズな集客動線を簡単に作ることができました。
■データが示す真実。感覚頼りではない、的確な経営判断をサポート
日々の経営分析も容易になったとのことですが、実際に数字を見て、ご自身の想像と違っていたことなどはありましたか。
はい、もちろんあります。「この施術が売れているだろう」という感覚と、実際のデータが異なっていたことは多々あります。キレイパスコネクトでは、月ごとにどの治療が人気だったか、ドクター別の売上などを一つのグラフで作成できるので、日々のミーティングにも活用しています。
また、キャンセル数や来院人数もすべてデータ化されるので、「今月は新規の患者様が多かったな。この施策が理由かもしれないから続けていこう」というように、今後の戦略を立てる際に必要なデータを容易に抽出できます。次に進むべき方向性を考えたい時に、欲しいデータがすぐ手に入ることが、本当に素晴らしい点だと感じています。
■「一番使いやすい」。現場が実感する操作性とコストパフォーマンス
他の電子カルテと比較していかがでしょうか。
これまで様々な電子カルテを使ってきましたが、これは心から思っていることですが、キレイパスコネクトが一番使いやすいです。非常に分かりやすく直感的に使えますし、何より高度な分析機能が標準で備わっている点は大変ありがたいです。価格も非常に高価というわけではないので、とてもおすすめの電子カルテだと思います。